KAI-YOUを退職しました
私、やませは2014年12月26日付で株式会社カイユウを退職しました。KAI-YOUでは2013年4月からインターンとしてKAI-YOU.netの記事を書かせていただいておりました。
インターンをはじめたきっかけは、ひょんなことからKAI-YOUの社員と出会ったことにありました。大学2年生の春休みをなんとなく過ごしていた私は、特にメディア系の会社を目指していたわけでもなかったのですが、「なんか面白そう」「せっかくだからやってみよう」と思えたので、やってみることにしました。
あとは、「仮にも文学部だから、文章くらいちゃんと書けたほうが就活のためにも良いかな」と思ったのと、ちょっとファッションに興味があることを話したところ、「そういう仕事もできるよ」と言われたからだったような気がします。
初めて池袋にあったオフィスを訪問した際には、社員の皆さまに洋食屋さんの「バロッサ」に連れて行っていただきました。いろいろなお話をしながらカレーを御馳走になったことを覚えています。
その時は、いろいろ仕事の説明をしていただいて「ぜひインターンとして来てください」と歓迎されたのですが、後々ある社員から「チャラそうだと思って警戒していた」「もう来ないと思った」という、今だからこそ言える本音というやつをうかがいました。
まぁ、当時20歳の私はこんな感じだったので、しょうがないと思います。
プリクラでごめんなさい。
そんなこんなで、KAI-YOUの中では異色の女子大生インターンだったわけですが、皆さまには本当に良くしていただいて、本当に楽しくいろんなことをさせていただきました。
例えば、おこがましく現役女子大生と名乗りながら記事を書いたり、ラーメン好きだったので早稲田大学ラーメン部に協力をいただいて数々のコラボ企画をしたりしました。
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また、ハロウィンやクリスマスの際は、池袋や渋谷の街に繰り出して、ひたすらコスプレギャルに声をかけて撮影したりました。私もお年頃な女子大生だったわけですが、いつも予定がない私は常に撮影要員として大活躍でした。
そんなことをしていたKAI-YOUで気付いたことは「なんでもやってみれば意外とできる」ということです。
KAI-YOUでは本当になんでもやらせてくれて、最初は驚きました。私やませは、どこでバイトしても「何しでかすかわからないから怖い」とか「何も考えてないでしょ」とか言われてしまうのですが、KAI-YOUでは、最初から企画などを任せていただけて感動しました。
基本的に自分に自信がない私は、自分のことを「何の能力もないし何もできない人」だと思っていたのです。自分はキャラでごまかしながら生きてきた人間だと思っていました。
なので、KAI-YOUにいる時も「インターネットに詳しくないのにどうしよう」とか卑屈になったり、社員の仕事への愛を感じていたので、一緒に働くことに畏れ多さを感じたりしてました。もちろんインターンをしていて、メディアの楽しさやインターネットの楽しさがわかってきてはいましたが、それでもみんなに比べたら「にわかだな」と思っていました。そんな感じで、春の就職活動のときはメディアやIT系の企業を全く受けませんでした。
その結果、結局いろいろ悩むことになったのですが、そんな時はKAI-YOUの社員やKAI-YOU信者の方が相談にのってくださいました。本当にありがたかったし、私を応援して下さる方と関係を築けたことが嬉しかったです。
そしてここまで続けてきて、皆さまに応援してもらっていることに気付けて、はじめて、自分はできないと決めつけちゃいけないと思えるようになりました。自分は何もできないと思っているのは、いろいろなことから逃げたり、自分が痛いと思われたくないがための言い訳なのだと最近思います。なんでもやってみて、できないなりに一生懸命やっていると、みんなが助けてくれて、結果、案外いろんなことができるんじゃないかと思えてきました。
私が今までKAI-YOUに毎週通って仕事できたのは、KAI-YOUのみんなとKAI-YOUの周りの皆さまのおかげでした。
インターネットとかよくわかんなかった女子大生が、大学生活の半分くらいを、Webメディアで記事を書くことに打ち込むことができたのは奇跡だと思っています!笑
秋田に生まれたことを後悔して、野心を抱いて上京したものの、サークルもやめちゃったし、彼氏もいないしなんだか寂しいしイライラしてて、とりあえず自分嫌いだから変わりたいと思って、髪を思い切って染めたりしていた痛い女子大生を迎え入れて下さって、本当にありがとうございました!涙
KAI-YOUは卒業してしまったけれど、仕事を教えて下さった方々、一緒にお仕事をさせていただいた方々、記事を読んでくださった方々に「今こんな面白いことしてます!」って自信をもってご報告できるように、これから精進してまいります。
ビビっていると損することを学んだので、ノリと勢いとフットワークの軽さ重視でいきます。
今まで本当にお世話になりました。引き続きやませをよろしくお願いいたします!